2017.07.01
熱中症について

これからとても暑くなる日が続きます。今回はとくに気を付けてほしい熱中症についてまとめました。
[熱中症に気を付けましょう]というのはよく耳にすると思いますが、症状に気付くのが遅くなり高体温の状態が続いた重度の熱中症になってしまった場合
死亡してしまうケースや 回復しても後遺症が残ってしまう事があるので気を付けてほしいのです。

よだれが多く出たり、下痢、嘔吐、ふらつき、元気がなかったら熱中症が疑われます。

熱中症になりやすい場所として、車内や日中のお散歩はもちろん室内でも注意が必要です。
車内は熱がこもりやすくたった数分で熱中症になってしまうことがあります。
窓を少し開けていても換気が十分ではなく犬が興奮すれば、体温が急上昇することがあります。
また、エアコンを付けていても安心はできません。エアコンで車内が乾燥し水分を与えなければ脱水症状になってしまいますし、
同じ室内でもエアコンの効きにくい場所もありますので長距離の移動などワンちゃんの様子をしっかりみてあげてください。
気温や湿度の高い日のお散歩は体温が上がると下がり難いのでとくに注意が必要です。できれば早朝や気温の下がってからのお散歩を心掛けましょう。
家でのお留守番をさせるときは天気予報などを参考にして室内の温度設定を確認して出掛けるようにして下さい。

夏季はいつも以上にワンちゃんの様子を観察して前述したような兆候があれば家庭での処置は難しいので一刻も早く病院に行くようにしてくださいね。